伝統の技に
新たな価値を
想 い
着付師として活動をする中で、絞りの親⽅とお話しをさせていただく機会がありました。「本物の、素晴らしい仕事をする職⼈はあと数年でいなくなると思う。職⼈が途絶えても、今の私たちが何百年前の技法を再現しようと励んでいるように、何百年後の⼈たちがきっと再現をしてくれる。だからこそ、今できる内に、未来への資料として可能な限り作品を残しているんだ」
職⼈の後継者不⾜について、着物産業に⾝を置きながらも第三者的に漠然としたものでしたが、⾝近な⼈からのこの⾔葉に、技術が途絶えてしまう事の恐ろしさを感じたと同時に、⼀番悔しいはずの職⼈さんからのこの⾔葉を思い出す度に、胸が締め付けられます。
技術こそ財産であり、決して途絶えさせてはいけない。
この想いのもと、(株)クラフトマンシップは誕⽣いたしました。
⼀朝⼀⼣で後継者不⾜が解消される訳でも、着物産業が盛り上がる訳でもありませんが、当社の取り組みを通して、着物が負担になるのではなく、着物と気軽に⻑くお付き合いいただけるよう、⼜、⽇本の素晴らしい職⼈技術を知るきっかけをお届けできるよう、尽くしてまいります。
目指すもの
「古くからある技術や資源を活⽤し、
新たなアイディアや提案によって
新しい価値をもたらすことで、
地域経済や環境に貢献する」をミッションに掲げ、
「眠っている着物」「地域の資源」「職⼈技術」を
いかに活⽤するかを軸に
サービスを展開しています。